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2008.12.1 Dr.Aの学習ノート(34)12月号
交感神経の作用 ・α:血管の収縮 ・β1:心収縮力↑、心興奮性↑ ・β2:気管支拡張、血管拡張
カルシウム拮抗薬 ・血管拡張作用→高血圧、異型狭心症、Raynaud現像 ・房室伝導抑制→発作性上室性頻拍症、心房細動 ・心収縮力抑制→HOCM
ジギタリス禁忌 ・HOCM、Fallot四徴症 ・2度以上のAV block(PMのない時) ・AF、Af発作時のWPW
心臓ペースメーカーの適応 ・SSS ・3度A-V block ・Adam-stokes症候群を伴う2枝ブロック
心筋梗塞合併症 1)心筋壊死による合併症・・・収縮力の強い高血圧症で多い ・心破裂→急性心タンポナーデ症状 ・心室中隔穿孔→肺水腫 ・乳頭筋断裂→MR→肺水腫 2)晩期 ・心室瘤 ・心筋梗塞後症候群(Dressler症候群) 心臓に対する自己免疫、発症後2〜4wに胸痛 発熱(心膜炎)→治療はアスピリン・ステロイド
Lutembacher症候群 ・ASD+MS
AS ・原因:先天性二尖弁、リウマチ熱、動脈硬化 ・症状:狭心痛、失神、左心不全、突然死 ・手術適応:症状→狭心痛、失神 圧較差50mmHg以上
AR ・原因:弁自体の異常→リウマチ熱、感染性心内膜炎 大動脈弁輪拡張症→大動脈解離、大動脈炎、強直性脊椎炎、マルファン症候群
Af ・原因:心房負荷→僧帽弁疾患(MS,MR)、ASD、収縮性心膜炎、甲状腺機能亢進症、WPW発作時
VF ・原因:危険なPVC、高カルシウム、低カリウム、QT延長症候群、Brugada症候群、心臓震盪(commotio cordis)
QT延長症候群 ・QTが10±1目盛以上の延長 ・原因:Romano-Ward症候群(常優遺伝、聴力正常)、低カリウム血症、低カルシウム血症、 抗精神薬・抗うつ薬、抗不整脈薬
Brugada症候群 ・右脚ブロック(RBBB)型+ST上昇 ・治:植え込み式除細動器
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