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2010.12.1
新・ドクターAの勉強ノート 2

糖尿病
  GLP-1の治療への応用
   DPP-4阻害薬:ジャヌビア、エクア、グラクティブ
   GLP-1受容体作動薬・ビクトーザ


   ビクトーザ:体重減少

 インクレチン製剤の共通の特長
  1.インスリン分泌促進薬だが従来薬とは作用機序が異なる。
  2.グルカコン分泌を抑制する(空腹時血糖を下げる)
  3.単独使用では低血糖を起こしにくい(SU薬併用では注意)
  4.膵β細胞の保護作用
  5.体重増加を来さない。


 グルコース持続モンタリングシステム
  2010年4月保健適応 入院のみ
  ブリットルタイプに対応

 α-GIのDM発症予防効果
  ・VICTORY試験、日本人で初めてα-GIのDM予防効果を証明した。
  境界型 ・IGT:impaired glucose tolerance負荷後血糖が高い
        ・IFG:impaired fasting glucose
        高リスク例ほど有用
 糖尿病の診断基準(新)―2010年
       HbA1C 6.1%以上
       日本の値は米国のHbA1Cより0.4%低い。
 

糖尿病と癌
  肝癌が最も多く、次いで肺癌、膵癌
  日本人一般の悪性腫瘍の頻度と異なる。
  FBSが高いほど胃癌の発生率が高い(久山町研究)
  ピロリ菌陽性群に於いて空腹時血糖高値は胃癌の危険因子になる。
  DMによって多くの臓器の発病リスクが高まる。
  メトホルミン単独群は発癌率が低い。
  SU薬、インスリン治療群では発癌率が高い。

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